ペンタックス67 165mmF2.8の撮影結果(幼稚園運動会編)


PENTAXM67_165
勢いに乗せてジャンクでない優良中古を手に入れたが・・・。

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こんな貫禄に合わないフードを内蔵する。

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このように携帯する。分かりづらいが縦吊りなのに注目。

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能

 就職が決まったかに見えた。それは2週間後には悲しい結果になるのだが、その時にはわからない。そういうめでたい席にはやはりカメラかレンズを買うに限る。しかし、そういう時に限って適度なジャンクがないものでαマウントのボディキャップを100円で拾ってお茶を濁した。大体、拙僧のような人間の再スタートには似つかわしい。その時にキタムラのショウウィンドウの中にペンタックス67Uとレンズ3本が転がっているのちらりと写りこんだが、そのようなものが拙僧の手に届くはずもなく流した。ところが、姪から幼稚園の運動会の招待状(手書き)が届いて俄然やる気が出てきたのである。そうだ、あのロクナナの165mmF2.8はその為に三河の片隅に流れ着いたのかもしれない。価格だって気絶を6回もすれば届きそうな1.x万円である。ネットで中古相場を見たら割安にも思えてきた(気のせい)。なのでナケナシの小額紙幣の束をカウンターに投げつけて帰ってきたのである。「このレンズは初期の6x7で使えますか?」の問いに店員は明確な答えを返さなかったのだけれども、なんていったて半年間の保証付きだから安心して枕を高くして眠れるものである。
              ☆            ☆
 それで肝心の運動会である。ペンタックス6x7とミノルタα7とパナソニックDMC−FZ1の3台を首からぶら下げていた拙僧は、父兄の方々から完全に警戒されていたが、そういう視線は快感である。この中でα7に付けた24〜85mmはミスマッチであった。いくら幼稚園とはいえ、運動会にはもう少し長い玉が必要である。そういう意味では12倍ズームのDMC−FZ1は活用した。この際、画素数が200万などというのは問題にもならない。どうせ、PCでしか鑑賞しないし、プレゼントするにしてもCD−Rだ。
 それはともかく、本レンズである。165mmという焦点距離は画角的にはライカ判なら80mm前後に相当するそうだ。しかし、実際にファインダーを覗くともう少し長い気がする。これは6x7の大きなファインダーの中でも、人間の目が集中して見る視野が中央に限定される為ではないかと思われる。いずれにしろ、幼稚園規模の運動会では満足な長さである。これが小学校になると200mmでも足りないだろうな。
 ネットで検索すると天文系の方が愛用するケースが多いようだ。ポートレイトにも良いと思いが、開放でのボケがそれほどきれいだとは思わず、1〜2段絞ったほうがエッジも締まって拙僧は好みだ。ボケの美しさはお門違いを承知で言うとAiニッコール135mmF2.8の方が綺麗だ。と、思うのだが解像にシビアな天文系の方のコンテンツで「開放から高レベルの結像」などと称されるので、拙僧の個体が外れなのかなあ。個人的には中判レンズの諧調の豊かさは高精度の結像と反するものなのではと分かったようなフリをしているのだけれども。納得はモノクロを通すまで保留したい。
 今回は、奢ってベルビア100の220判を2本通したのだが、呆れるのはフィルムの扱いミスだ。スタートマークの頭出しに失敗するのは毎度のことながら、迂闊にも裏蓋を開けたら未感光のフィルムベースを露わにする痛恨のミスである。言い訳すると、ペンタックス6x7はシャッターがチャージされてもフィルムが撮り終わっても巻き上げができるので、最後のカットが終わったと思って開けたら撮りきれていなかったのである。折角、置きピンで撮った姪のトラック走がパーになって腰から力が抜ける。
 もっとも、ちゃんと撮れていてもそこには園児のお遊戯写真が贅沢なポジに写っているだけなのだが、一方でフィルム写真趣味は労働の対価を求めないのが本筋なのかなあとも考えもする。案外、ドカティとブロンド美女などという被写体に恵まれていたら、2グロスのカメラを処分して最新デジ一眼を求めるかもしれないな。
 


拙僧もロールフィルム歴がそこそこあるのだから、こういうミスは無くすべきである。



こう見ると「幼ル烈士人民党大会」に見えなくない。


文革風景から一転して旧正月に。


拙僧もフィルム人生が短くはないのだから、こういうミスは無くすべきだろう。


ちょっと、ピンボケですな。




年少さんです。


ますます、革命幼児の傭連所の雰囲気が。











この運動会のコンセプトは「お祭り」なのだ。


公認カメラマン。いつもいい位置にいる。すげえ邪魔。


この旧軍めいた紅白帽は何時ごろ採用されたのだろうか?



小学校運動会編も見ていただきたい。

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